今回やって来たのは島根県出雲市にある「出雲大社」です。
こちらは日本の神々の中心となる出雲において日本神話を代表するスポット。
今回は縁結びの神様として有名な「出雲大社」の魅力を紹介します。
国譲りから始まった出雲大社
正式名は「いづもおおやしろ」と呼ばれている出雲大社。
古事記や日本書紀によると、国造りを行った大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は天照大御神に国を譲ります。
天照大御神はこのことに感激し、神々に銘じて出雲に社を建てたのがこの出雲大社のはじまりとされています。
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年間200万人を超える参拝客
縁結びの神様として、結婚や良縁、恋愛の成就を願う女性を中心に、多くの参拝客が訪れる超メジャーな人気スポット。
ご祭神の「大国主大神」は縁結びの神様として知られていますが、こちらはただ男女の縁だけではなく、生命があるもの全てが共に栄えていくためにご縁を結ぶのが大国主大神様と言われています。
上の写真は大国主大神がまだ神様になっていない修行中のころ、幸魂・奇魂(さきみたま・くしみたま)といった魂(たましい)が日本海の荒波に乗りながらやってきて、その「魂」を大国主大神がいただく場面を表現。
この魂のパワーをいただいたおかげで、大国主神は「ムスビの大神」となったとされています。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
いよいよ拝殿へ
ほとんどの神社では参道は本殿に行くにつれて上っていきますが、出雲大社の参道は下がっている全国的にも珍しい参道です。
境内へと続く参道には、樹齢数百年の松並木が並びます。
拝殿は、正面から本殿が見られるように左にずらして建てられています。
正面には長さ8m、重さは1500kgの大注連縄が掛かっています。
本殿はさらに奥のところにあります。
一般的に礼拝の手順は、ニ拝二拍手ですが、こちらの出雲大社では、二拝四拍手一拝となっていますので間違わないようにしましょう。
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境内にある「神牛」「神馬」の像
出雲大社の境内には神様の乗り物とされている「神牛の像」と「神馬の像」が並んでおまつりされています。
「神牛の像」は頭を撫でると学力がアップするご利益があり、「神馬の像」は子宝や安産のご利益があるとされるパワースポットです。
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神話「因幡の白兎」を再現した像も
縁結びの神様だけあって、境内には「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」の神話に関する像もあります。
大国主神(おおくにぬしのかみ)が、傷ついた兎に手を差し伸べているシーンを表現。
助けたウサギの縁で八上姫とめでたく結ばれたことから、境内の様々なところにウサギの像があります。
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まとめ
島根と言えば出雲大社と呼ばれるほど人気で、縁結びの神様として知られる出雲大社。
恋愛だけでなくさまざまな良縁にご利益があるとされるパワースポットです。
境内は神聖な雰囲気がいっぱい!一生に一度は訪れたい出雲大社です。
名称:出雲大社 いずもたいしゃ
住所:島根県出雲市大社町杵築東195
電話:0853-53-3100
出雲大社のページ
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