今回やって来たのは、島根県大田市にある仁摩サンドミュージアムです。
鳥取砂丘など砂地が多い日本海エリアにあって、ずばり「砂」をテーマにした珍しいミュージアム。
敷地内には花時計や日時計など、自然の造形を活かしたさまざまな時計を展示しています。
とくに巨大な砂時計は必見の「仁摩サンドミュージアム」をご紹介します。
鳴り砂の琴ケ浜と漫画「砂時計」の舞台
仁摩サンドミュージアムがある島根県大田市には、琴ケ浜という海岸があります。
ちなみに砂といえば島根よりも鳥取の砂丘が有名ですが、日本海に面した琴ケ浜は全国的にも知られる貴重なスポットです。
こちらは鳥取とは違う砂地で、歩くと「きゅきゅっ」と音がするので「鳴り砂」の海岸と呼ばれています。
ミュージアムではその鳴り砂の保護や学習を目的として、実際に見て体験できる場所になっています。
館内にある巨大な砂時計はマンガ「砂時計」の舞台のひとつでドラマや映画化されたこともあり、全国の人に知られる存在になりました。
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ギネスに登録された砂時計
ミュージアムにはピラミッドのかたちをした建物が6つあります。
ピラミッドと言えば砂漠が連想されますが、ガラス張りの巨大なピラミッドの中には とっても大きな砂時計が展示されています。
正真正銘、世界一ビッグサイズの砂時計として、入口にはギネス認定証が飾られています。
砂の総量が1トンもあり、1年かけてゆっくりと時を刻んでいる砂時計「砂暦」
今から約30年前の平成3年(1991年)の元旦から時を刻みはじめ、毎年の大みそかになると砂時計をひっくり返してリセットし、新しい年を迎えるイベントが行われます。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
いろんな砂時計や砂のオブジェが
「砂暦」はあまりにも大きく、ピラミッドいっぱい高い場所に設置されているので、実際に砂が落ちる様子を見ることはできません。
館内には「砂暦」と同じ構造の小さなレプリカがあり、こちらで時を刻む仕組みをわかりやすく学べます。
館内には他にも大小さまざまな砂時計や、鳴り砂や砂を使ったオブジェを展示。
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懐かしい砂絵やサンドアート体験も
ミュージアムショップでは砂が原材料のガラス細工や、砂時計、アクセサリーを販売しています。
漫画「砂時計」を紹介するコーナーもあり、入場するともらえるカードに自分で好きな色の砂を振りかけてオリジナルの砂絵も作れます。
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まとめ
砂といえば砂漠など無機質なイメージですが、鳴り砂など砂でもいろんな種類があるのにはオドロキ!
ミュージアムでゆっくりと砂のつぶが落ちる様子を見ていると、時間を忘れてずっと見とれてしまう癒しの力があります。
懐かしい砂時計や砂を使ったアート作品など、砂の魅力を再発見できる!
ゆっくりと時を刻む砂時計があるユニークなミュージアムです。
名称: 仁摩サンドミュージアム
住所: 島根県大田市仁摩町天河内975
電話: 0854-88-3776
時間: 9:00-17:00 水曜休み
駐車場: 無料駐車場あり
仁摩サンドミュージアムのページ
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