厳島神社-海中の鳥居は必見!世界中から訪れる超メジャーな観光スポット【廿日市】

今回やって来たのは広島県廿日市市(ふつかいちし)にある宮島です。

こちらは日本三景のひとつで安芸の宮島としても有名なスポット。

世界遺産にも登録され、世界中からの観光客を集めている名所です。

今回はこの宮島にある厳島神社をお参りする際にぜひ見て欲しい、レアな見所をご紹介します。

厳島神社の散策は歩いてゆっくり

宮島(みやじま)として親しまれている島の正式名称は厳島(いつくしま)です。

その厳島にある厳島神社に行くには、本州側からフェリーに乗って渡ります。

そんな厳島に関する基礎データは次のとおりです。

(1)厳島は周囲が海にかこまれていて橋もかかってないので、参拝にはフェリーで渡る必要があります。

(2)フェリーは「松大汽船」と「JR西日本宮島フェリー」があり、どちらも料金は一緒の180円で、宮島に到着するターミナルもほぼ同じ。

所要時間は約10分で到着します。

(3)フェリーは朝の6-7時台から夜の18-19時台まで。

約15分間隔で1日中、大量にやってくる観光客を乗せて往復しています。

(4)電車の場合はJR宮島口駅を降りると右手にJRフェリー、左手に松大汽船が見えてきます。

(5)自動車の場合はフェリー乗り場の周辺に有料の駐車場がいっぱいあり、こちらに駐車してから島に渡る必要があります。

(6)フェリーは車も乗船できますが、島の駐車場も混雑していたり細い道が多いので、観光には適さないかも、、、

ターミナルからも歩ける距離に神社など見どころスポットが集中しているので、車は宮島口に停めて人だけフェリーに乗り、歩いてゆっくりと見てまわることをおススメします。

言わずと知れた世界文化遺産

厳島神社は、今の社殿になったのはあの平清盛とされていますが、そもそもは聖徳太子で有名な飛鳥時代の推古元年(593)、佐伯鞍職(さえきくらもと)という人が創建されたと伝えられています。

※写真はフェリーを降りるとすぐ出てくる「平清盛像」です。

御祭神は宗像(むなかた)三女神である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たきつひめのみこと)です。

道の最高神として、航海の安全や交通安全などにご利益があります。

厳島神社のレアな見どころ~その1

フェリーを降りてターミナルを出たら右側へ進むと、厳島神社が見えてきます。

海を見ながらの散策では、だんだんと近づいてくる厳島神社と海が重なるすばらしい景色にワクワクしてきます。

こちらは建造物のほとんどが国宝・重要文化財に指定された貴重なものですが、この中でもいつも見ることはできない珍しい場所があります。

そのひとつが「鏡の池」です。

神社に入って社殿の東廻廊を進むと左側に見えます。

ちなみに普段は海中に沈んでいるので見ることができません。

ここは干潮時に水が引いた際に現れる神聖な池なのです。

海中から湧き水が出て、まるで手鏡のように真ん丸な池は、その時だけ神秘的な姿を現します。

厳島八景の一つとされています。

厳島神社のレアな見どころ~その2

もう一つの貴重な景色は、やはり大鳥居。

神社のシンボル的な存在として、海上に浮かぶ姿は見る人を魅了しています。

鳥居は社殿からほんの100メートルほどにあり、干潮時には歩いていくことができます。

この鳥居のすごいところは、基礎がなく木の中に石や砂が入っていて、自身の重さだけで立っていること。

近くまで行って周りをぐるっと歩いたら、西側には三日月、東側には太陽の印があるそうなので、それを見つけてみるのも面白いですね。

まとめ

数ある日本の観光名所の中でも外国人観光客にも人気の厳島神社ですが、普段では見ることができない、穴場スポットがいくつかあります。

潮汐は1日2回、約6時間ごとにやってきますが、時間や季節によっても変わりますので、あらかじめ確認してから訪れることで、厳島神社のとってもレアな現象をみるのもおすすめです。

※時期によって潮の高さも異なるため、干満差があまりない時もあります。

神社の周辺には徒歩圏内にいろんな見どころスポットが密集していて、神社の参拝と食べ歩きだけでも大満足。

島内は平日でも朝9時から夕方16時ごろまで多くの観光客で混み合うため、ゆっくり参拝するには早朝がおススメです。

広島に来られたら安芸の宮島にぜひどうぞ。

名称: 宮島 厳島神社
住所: 広島県廿日市市宮島町1−1
電話: 0829-44-2020
厳島神社のページ

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