のどかな田んぼが広がる一帯で、明治時代に手づくりでできた野外時計や、数多くの有名な童謡をつくった「弘田龍太郎」の出身地としても知られています。
今回はそんな安芸エリアをご紹介します。
田んぼの中にある野良時計
まずやって来たのは、安芸市内にある野良時計(のらどけい)です。
今では当たり前のように使われている時計ですが、今から130年以上前の明治初期の頃は、どこの家にも時計がありませんでした。
そのため当時の地主だった畠中源馬(はたなかげんま)が、住民の人たちのことを考えて作ったのがこちらの時計です。
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日本人のモノづくりの原点を学べる場所
米国製の掛け時計を見て研究し、独学で完成させた「野良時計」
建物の一部が時計になっていて、昔から安芸の人々の暮らしを見守り続けてきました。
すべてが手づくりの時計ですが、洗練されたデザインや2004年頃まで動いていたほどの耐久性など、日本人のモノづくりに対する情熱や器用さがわかる歴史遺産です。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
近くには弘田龍太郎の歌碑も
弘田龍太郎(ひろたりゅうたろう)は安芸市出身で、明治から昭和にかけた活躍した作曲家です。
童謡「赤とんぼ」など数々の名曲をつくったことでも知られらる彼の業績をたたえるため、町には10ヶ所ほど歌碑が設置されています。
中でも代表的なものとして、、、
安芸駅前「靴がなる」
岩崎弥太郎氏の生家前「春よこい」
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溝ノ辺公園「鯉のぼり」
川が流れる土井橋の「雀の学校」
など街のさまざまな場所に設置されています。
なお、安芸市では今でも定期的に童謡フェスティバルを開催。
弘田龍太郎氏がつくった歌が演奏されるなど、地元で愛されています。
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まとめ
明治時代から人々の暮らしを見守り続けたきた野良時計や、日本人なら誰でも知っている!?有名な童謡の歌碑がある高知県安芸市。
安芸市の観光情報センターでもらえる案内パンフレットを手に、歌碑めぐりも楽しいです。
名称: 野良時計 のらどけい
住所: 高知県安芸市土居638−4
駐車場: 無料駐車場あり
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