今回やって来たのは山口県の萩にある「道の駅 萩往還」です。
道の駅はドライブ時の休憩場所として地元の特産品などを購入できますが、こちらはちょっと変わった道の駅。
ただ楽しむだけではなく、歴史を学べる場所でもあるのです。
今回はそんな「道の駅 萩往還」をご紹介します。
萩往還とは?
萩と江戸を結ぶ道として毛利氏によって作られた山口県萩市から瀬戸内海の三田尻(防府市)までを結ぶ、全長約53kmの道のこと。
山口県は総理大臣を多く輩出していますが、日本が近代国家となるべく歩みを始めた明治維新の際に、この萩から多くの志士達が足しげく通った道がこの萩往還です。
【萩・長門・秋吉台で宿泊するなら】

幕末の歴史を学べるスポット
道の駅に着くと長州藩士たちの像がお出迎えです。
吉田松陰や高杉晋作、久坂玄端、伊藤博文など幕末に活躍し、明治日本の礎(いしずえ)を築いた、とってても有名な人たちばかりです。
さらに、幕末の歴史を学べる「松陰記念館」があります。
入場はなんと無料で、館内では等身大のロウ人形を使って、松下村塾での講義の様子をリアルに再現しています。
所狭しと立ったまま聞いている門下生の姿など、激動する幕末の中、吉田松陰先生の話を聞こうと多くの塾生であふれる熱気が伝わってきます。
その他にも館内には維新に関する様々な資料や説明パネルなど、まるで博物館みたいな!?濃い展示内容です。
【萩・長門周辺でドライブするなら】
現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。

ご当地グルメの見蘭牛
こちらのお食事のオススメは地元・萩の特産牛肉「見蘭牛」ハンバーグやカレーなどがあり、地元の人達でにぎわっています。
萩ならではの鯵(あじ)のダシで作ったうどんや、夏ミカンのソフトクリームなどもあります。
お土産探しは物産館へ
物産館では山口県萩地方特産の夏ミカンを使った商品やお野菜やお菓子など、様々な地元の名品が並びます。
特にお野菜はとても新鮮で、わざわざ買いに来る人も多くいます。
どれにするか迷ったら、お店の野菜ソムリエのスタッフさんに聞いてみましょう。
【萩・長門で遊び・体験をするなら】

まとめ
パネルやロウ人形など様々な展示資料で幕末の歴史を学んだり、志士たちの熱い思いに触れることができる萩往還。
日本海から太平洋側に通じる道沿いにあり、萩の町を離れる前の振り返りや、これから萩に行く場合に予備知識を学べる立ち寄りスポットです。
萩に来られた際にはぜひどうぞ。
名称:道の駅 萩往還 みちのえき はぎおうかん
住所:山口県萩市 椿字鹿背ヶ坂1258
時間:9:00-18:00
電話:0838-22-9889
萩往還のページ
【山口までひとっ飛び】

【山口の飛行機+宿泊パック】

※当サイト内に掲載している情報は取材当時のものです。時間の経過により内容が変化して、実際と異なる場合がございますので予めご了承ください。
また、お気付きな点はプロフィールのアドレスまでどうぞ。誤記など指摘していただけると助かります。