今回やってきたのは、山口県下関市にある唐戸市場(からといちば)です。
下関の台所「唐戸市場」
唐戸市場は、鮮魚を販売する専門店や地元漁師の店、加工品店などが立ち並ぶ下関の卸売市場で、「下関の台所」として親しまれています。
唐戸市場は大正13年(1924年)に「唐戸魚市場」として設立され、平成13年(2001年)に現在の建物が完成しました。
※上の写真は、かつて競り人(卸売人)と仲買人によって行われていた「ふくろ競り」の像です。
1階には鮮魚店や仲卸店があり、2階には新鮮な魚介類を提供する飲食店が入っています。
カモンワーフや下関水族館に隣接していて、市場の中は多くのお店があり、一般客もふつうに買い物ができるとっても珍しい場所となっています。
活気に満ちた市場の中では、店舗をまわりながら自分の好みのネタを選べます。
鮮魚店で提供されるお寿司は、ネタの一つ一つが非常に新鮮で、とってもおいしいです。特に下関と言えば「ふぐ」が有名で「トラフク」と「トラフク白子」がおすすめですよ。
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下関市場のシンボル!フグのオブジェ
市場の1階西側の入り口には、ユーモラスな表情をした大きなフグのオブジェがあります。
下関では、縁起を担ぐためにフグを「フク」と呼びます。そんなラッキーアイテムの河豚オブジェは、市場に来られた方々をお迎えし、福を招くマスコットとして設置されています。
※上の写真はカモンワーフ前にあるフグのオブジェです。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
週末には人気のイベントを開催
唐戸市場では、毎週末と祝日になると限定の飲食イベント「活きいき馬関街(いきいきばかんがい)」が開催されます。
活きいき馬関街は、新鮮な魚を使った寿司や海鮮丼、ふぐの唐揚げなど旬の魚をリーズナブルな価格で楽しめます。
お店の方との会話を楽しみながら選ぶことができる人気のイベントで、下関の魚を気軽に食べることができるため多くの人々が訪れます。
また、平日でも好きなお寿司を選んでパック詰めしてもらえるサービスなど、市場では多くの海産物が売られており、2階には回転寿司のお店もあります。
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屋上には芝生広場も
唐戸市場の屋上には、芝生が広がる広場があり、市場で購入した食事を楽しむことができます。
広場からは関門海峡の景色を一望でき、ピクニック気分を味わえますよ。
【山口までひとっ飛び】
市場のまわりも見どころがいっぱい
唐戸市場の近くには、下関名物「ふぐ料理」や瓦そばなどのご当地グルメが味わえる「カモンワーフ」や、水族館の「海響館」、観覧車からの景色やアトラクションを楽しめるミニ遊園地の「はい!からっと横丁」など、さまざまスポットが点在。
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どれも歩いて行ける距離にあり、唐戸市場での買い物や食事のあと、観光するのにぴったりです。
また、下関は源平最後の対決「壇ノ浦の合戦」の歴史があり、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地である巌流島への上陸クルーズも人気。
唐戸市場やカモンワーフの近くには、クルーズ船が出ており、巌流島の歴史や観光スポットを楽しむことができます。
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まとめ
いかがでしたか?今回は下関にある唐戸市場についてご紹介しました。
唐戸市場は、鮮魚店や地元の漁師の店などが並ぶ下関の卸売市場で、「下関の台所」として知られています。
市場内には下関で有名なフグなど、新鮮な魚がいっぱい並んでいて、活気のある市場の魅力とともに、山口の海の幸を楽しむことが可能。
市場のロケーションはすばらしく、目の前に関門海峡を行き交う船を眺めながら市場で買ったお寿司を食べられたり、周辺には「カモンワーフ」や「海響館」などの観光スポットもあり、一日楽しむことができます。下関に来られた際はぜひどうぞ。
名称: 唐戸市場 からといちば
住所: 山口県下関市唐戸町5-50
電話: 0832-31-0001
時間: 5:00-15:00 (日曜 8:00-15:00)
駐車場: 有料駐車場あり
唐戸市場のページ
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