場所は有名な唐戸市場のすぐ近く、道路を渡った小高い丘の上にあります。
道路に面して大きな鳥居が建っていて、横には大きな「世界一のふくの像」の看板があります。
鳥居をくぐり長い石段を登ると、境内からは関門海峡のおだやかな風景を一望できます。
こちらは859年に創建された八幡宮で、関の氏神様とも呼ばれています。
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ユニークなフグのオブジェ
境内には亀山神社にちなんだ亀のオブジェや、巨大なフグの像があります。
とってもユーモラスなフグの銅像で、「ふく(福)」と「ふぐ(フグ)」を掛け合わせた縁起物。
こちらは1863年に久坂玄瑞の指揮でアメリカ商船に向かって大砲が発射され、下関戦争のきっかけとなった歴史上の舞台です。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
日本一の巨大な鳥居
亀山八幡宮の鳥居は昭和8年にできた巨大なもの。
高さ12m、幅15m、柱の直径1.2mで総重量はなんと50トンもあります。
すべて御影石(みかげいし)でできた日本一大きな鳥居です。
鳥居の真ん中には亀山宮と彫られた額があり、この「山」の文字の左下には挟まった野球ボールがあります。
このボールは昭和30年頃、近くの人が仕事の合間に野球をしていて、打った軟球が偶然はまり込んでしまったもの。
そこから半世紀近くも挟まったままで、ボールが「落ちない」ことから受験生に人気のスポットになっています。
必勝祈願をした地元校がセンバツ高校野球大会で活躍したため、「野球の神様」とも呼ばれるようになりました。
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ヘアーサロンの原型、床屋さんの発祥地
鳥居の脇には「床屋発祥之地」という櫛と剃刀の石碑があります。
こちらは昔、神社の近くで武士を相手に髪を結う仕事を始めたのが床屋の始まりとされています。
そのため今でも毎年11月に、理容業界の関係者の方々により髪の毛を奉納する「毛髪供養祭」が行われています。
鳥居の左脇には「山陽道」と刻まれた石碑も。
神社が瀬戸内海沿いに兵庫まで続く「山陽道」の起点になっています。
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まとめ
本州の西の端にあり、歴史的モニュメントなど見どころいっぱいの亀山八幡宮です。
名称:亀山八幡宮 かめやまはちまんぐう
住所:山口県下関市中之町1-1
電話:083-231-1323
駐車場:有料駐車場あり
亀山八幡宮のページ
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