自然豊かな四国。
中でも特に神秘的で、自然のパワーを感じることのできるのが高知県安芸市にある「伊尾木洞」です。
伊尾木洞へ行くには?
伊尾木洞は入り口付近に駐車場はありません。
そのため国道沿いにある公民館か、
その前にあるスーパーに駐車してそこから徒歩で行く必要があります。(約50m、徒歩で約3分)
なお現地は洞窟内に小川が流れ、滑りやすいので長靴がベターです。
ちなみに公民館では長靴の無料貸し出しコーナーがあるので、そこで長靴に履き替えていざ出発!
神秘的な雰囲気のトンネル
公民館から数分歩くとトンネルが出てきます。
このトンネルは自然にできた空洞で、入り口から見ると狭くて小さな穴のように見えます。
しかし、洞窟に入ってみると入り口の高さは約5mほどですが、出口に行くにつれて約3倍に天井が高くなっていて開放感があります。
なお、トンネルは約50mほどで出口になり、それほど長くありません。
洞窟を抜けた先には、、、
目の前に現れたのは岩肌がシダで覆われた一面緑の風景が!
薄暗い洞窟の中とは対照的に、自然あふれる雄大な景色が広がります。
なお、出口から先は天井部がなく深い渓谷になっていて、両岸が切り立った壁のようなダイナミックな地形が奥まで続き、まるで別世界に紛れ込んだみたい!?
巨大な岩肌に美しいシダ植物がびっしりです。
なお、通常シダ植物は湿ったところにしか生息しませんが、こちらではなんと40種類のシダ植物を観察できるレアなスポット!
これだけ多様なシダが生息できるのは、それだけ日頃から湿度が高く自然のマイナスイオンを体感できるからで、そんな自然がつくった造形美を満喫できるがこちらの伊尾木洞です。
注意点
・洞窟内は岩肌から湧き水が落ちてくることがあるので、服装には注意が必要です。
・また、奥に行くにつれて小川の中を歩くので長靴がベターです。
・さらに雨で川が増水している時など、岩で滑りやすいところもあるので十分に注意しましょう。
まとめ
暗いトンネルの先にある美しいシダの茂る緑の世界や、優雅な曲線美がすばらしい渓谷の風景。
長靴をはいてトンネルを歩くと、ちょっとした探検気分を味わえます。
夏の暑い時期には小川で遊べるのでお子様連れにもオススメ。
マイナスイオンにあふれ、大自然のパワーを感じる高知の伊尾木洞です。
(次ページ)「おまけ:洞くつの帰り道にある穴場スポット「寅さん地蔵」に続く↓