今回ご紹介するのは、岡山県総社市にある軽部神社(かるべじんじゃ)です。
日本には八百万(やおよろず)の神様がいらっしゃるとされていますが、こちらは乳神様(ちちがみさま)をまつる神社として有名です。
地元の方々は神社への親しみと愛情をこめて「おっぱい神社」という愛称でも呼ばれています。
女性の乳房をまつる神社
では、なぜ軽部神社は「おっぱい神社」と言われるようになったのでしょうか??
由来によると、境内にはかつて「垂乳根(たらちね)の桜」と言われる枝垂桜(しだれざくら)の木がありました。
大きく広がる枝は境内中を包み込むほどの大木で、お花見の季節になると多くの見物客で賑わっていたほどです。
ちなみに短歌の世界では、垂乳根(たらちね)は「母」にかかる枕詞として使われていて、垂乳根とは母親を連想するキーワードです。
そんな境内にあった「垂乳根の桜」はだんだんと乳房全般にかかわる信仰の対象とされるようになり、現在の「おっぱい神社」と呼ばれるようになりました。
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神社の入り口にある「たらちね橋」
軽部神社には車で行くことができます。
軽部山の麓で、現地は一見わかりにくいかもしれませんが、とても静かな環境の中にあります。
お参りに行く道すがら、垂乳根の意味を考えながら歩いてみるのもいいですね。
社殿には多数のおっぱい
神社に参拝すると社殿の中にはおっぱいの形をした絵馬が壁にびっしりと奉納されていて、インパクト抜群!!
こちらは女性のための乳神様として、乳房に関する病気の快癒、安産、お乳がよく出るなどのご利益があります。
そんな乳房に関わる願いごとがかなえられるよう、おっぱいをかたどった手作りの絵馬がいっぱい奉納されています。
中には巨乳になることや良い形のおっぱいを希望されるなど、女性の参拝客が多いスポットになっています。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
おっぱい絵馬も販売
絵馬セットは2000円(税込)で販売されています。
販売場所は総社吉備路商工会(山手本部・昭和支所・清音支所)、吉備路もてなしの館、サンロード吉備路、加藤建具店(軽部神社前)などです。
絵馬セットはご祈念済みの軽部神社ストラップ御守り付きです。
おっぱい絵馬は簡単に作成できるキットになっているので安心ですよ。
なお、神社への奉納は手作りの絵馬ももちろんOK.
願いを込めて自作の絵馬を奉納するのも楽しみのひとつになりますね。
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まとめ
現地には女性の乳房をイメージしたおっぱいの絵馬がたくさん奉納されているユニークな神社です。
子供を授かった方やおっぱいに関して悩んでいる方など、乳房についてのお願いごとがあれば軽部神社に訪れてみてはいかがしょう。
名称: 軽部神社 かるべじんじゃ
住所: 岡山県総社市清音軽部
駐車場: 無料駐車場あり
軽部神社のページ
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