今回ご紹介するのは、鳥取県にある白兎神社(はくとじんじゃ)です。
こちらは神社の名前にもあるとおり、白うさぎで有名なスポット。
「縁結びの神様」として知られている島根の出雲大社の境内にもウサギのオブジェがあります。
今回はそんなかわいい白うさぎが縁を結んでくれる!白兎神社のご紹介です。
白兎海岸近くにある神社
白兎神社は鳥取県鳥取市にあります。
こちらは日本の神話「古事記」に出てくる「因幡の白兎」をまつる由緒ある神社です。
神話に出てくる主人公の縁を取り持ったのがこの「白うさぎ」で、こちらの白兎海岸が「因幡の白うさぎ」の舞台となりました。
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恋人の聖地にも認定
場所は国道沿いにある道の駅「神話の里 白うさぎ」や白兎海岸から歩いてすぐのところにあります。
駐車場には神話にちなんで大国主命と白うさぎの石像があります。
また、こちらの白うさぎが大国主命と八上姫の縁を取り持ったことから「恋人の聖地」にもなっています。
2人を結んだ白うさぎ
ある日のこと、隠岐の島に住んでいた白うさぎは気多(けた)の岬に渡りたいと思いました。
でも、どうやって渡れば良いのか分かりません。
そこでサメの背中を利用することを思いつきました。
自分たちウサギの数とサメの数を競うためにサメを海に並べさせたのです。
最後のところで自分がサメを騙したことを話したために、サメに皮を剥がされてしまいます。
困っていた白うさぎに大勢の神が「海水で体を洗い、風通しの良いところで寝ていれば治る」とウソの治療法を教えます。
その通りにした白うさぎはさらに傷だらけになってしまいます。
そこへ通りかかった大国主命が「川の真水で体を洗い、その岸辺のガマの穂に寝ていれば元の体に戻るよ」と教えたところ、ふわふわの白い毛が生えてきて元通りになりました。
これが因幡の白兎のおはなしです。
実は、この白うさぎは「八上姫」の使いでした。
また、白うさぎに嘘の治療法を教えた大勢の神は大国主命の兄弟です。
「八上姫」と結婚したい兄弟たちですが、この白うさぎが「八上姫と結婚できるのはあなたの兄弟ではなく、大国主命、あなただけです」と2人の縁を取り持ったと言われています。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
神話をモチーフにした砂像
白うさぎを助けたことで八上姫と結ばれた大国主命。
鳥居の先には、その様子をモチーフにした砂像があります。
さらに境内を進むと白うさぎが体を洗ったとされる御身洗池や、体をくるんだとされるガマの穂も見ることができます。
なお、こちらの神社は因幡の白兎のお話でウサギがケガから良くなったことにあやかって、健康や病気平癒にもご利益があるとされています。
うさぎの像と結び石
神社の参道にはたくさんのうさぎの像が並んでいます。
さらに、ウサギの背中には「縁」の文字が書かれた石が乗っています。
こちらは社務所で購入できる「結び石」と呼ばれている石で、うさぎの背中に載せて願い事をしたり、家に持ち帰ってお守りにすることもできます。
参道の途中にある手水舎にもかわいいウサギが、、、
こちらは近づくとセンサーが反応して童謡「大黒さま」が流れます。
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お守りと白兎起請文
社務所にはうさぎをモチーフにした縁結びのお守りがたくさんあります。
白うさぎみくじは、うさぎの底のシールを剥がすとおみくじが入っています。
この白うさぎみくじは持ち帰って置物として飾っておくこともできます。
さらにカップルにオススメなのが、道の駅で販売している「白兎起請文」です。
大国主命と八上姫が互いの愛をうさぎに誓ったされることにあやかったもので、起請文は3枚セットになっています。
1枚を神社に奉納して2枚はそれぞれが持ち帰って保存します。
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まとめ
因幡の白うさぎで有名な白兎神社は、可愛いうさぎがいっぱいでほっこりする人気スポットです。
さらに見晴らしのいい海岸や、鳥取のお土産が買える道の駅、近くにある神社などがコンパクトにまとまった観光スポットになっています。
神話のロマンに想いを馳せながら参拝するときっと願いが叶うかも!?
かわいい白うさぎが縁を結んでくれる!恋愛成就のパワースポットとして有名な白兎神社です。
名称:白兎神社 はくとじんじゃ
住所:鳥取県鳥取市白兎603
電話:0857-59-0047
白兎神社のページ
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