厳島神社があることで有名なスポットですが、その他にも見どころがいっぱい。
今回はあの豊臣秀吉にまつわる千畳閣と、日本三大弁才天と呼ばれる大願寺などを中心にご紹介します。
とっても広い空間がひろがる千畳閣
戦国時代になくなった武士達の魂を供養するため、天正15年(1587年)にあの豊臣秀吉が建立を命じた大経堂です。
大広間は800畳以上もの広さがあり、柱には多くの額や宮島ならではの「巨大なしゃもじ」も展示されています。
この千畳閣は建設途中で秀吉がなくなったため未完成のままですが、巨大なスケールの建物は見ごたえが十分あります。
中にある豊国神社は出世のプロだった豊臣秀吉にあやかろうと、多くの方々が参拝されます。
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りっぱな五重の塔
千畳閣の近くには、1400年代に建てられたとされる五重の塔もあります。
高さが約29メートルの立派な塔で、観光客に人気の撮影スポットになっています。
弁財天で有名な大願寺
次にやってきたのは、千畳閣から歩いて約10分ほどのところにある大願寺です。
大願寺にある釈迦如来像は、もともとは先ほどの千畳閣の本尊でしたが、明治の神仏分離令で大願寺に移されました。
大願寺は弁財天のパワースポットとしても有名で、日本三大弁才天の一つとしても名高いお寺です。
弁才天は学問や芸能の神様で、音楽や知恵、海運、医薬などいろんな分野でご利益が得られるとされ、多くの方々が参拝されています。
*こちらの弁財天は秘仏の扱いで年に一度、6月17日にしか見ることができません。
境内にはほかにも護摩堂の不動明王や九本松、おみくじやしゃもじ祈願等があります。
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「大閣の力餅」で有名な塔之岡茶屋
千畳閣や五重の塔の近くには、休憩スポットの塔之岡茶屋(とうのおかちゃや)があります。
名物は「大閣の力餅」という砂糖ときな粉をまぶした甘いお餅です。
先ほどの千畳敷を建てるとき、数トンもある基礎石や支柱をその当時は人力で運んでいました。
そんな難工事のなか、大工さんたちが力をつけるために食べたのがこのお餅とされています。
お茶屋は丘の上にあって見晴らしがよく、座って昔ながらのお寺や塔を見ながら、おもちと一緒に甘酒や抹茶をいただける人気スポットです。
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まとめ
今回は豊臣秀吉がつくった千畳閣や、その本尊をまつる大願寺、秀吉とゆかりがあるスイーツとして人気の「大閣の力餅」をご紹介しました。
さすが世界遺産として有名な宮島は、歴史上の人物に関するスポットも点在しています。
宮島に来られた際にはぜひどうぞ。
名称: 千畳閣
住所: 広島県廿日市市宮島町1-1
時間: 8:30-16:30
名称: 大願寺
住所: 広島県廿日市市宮島町3
電話: 0829-44-0179
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