桃太郎といえば犬、猿、キジを連れて鬼を退治しに行くことで有名な、日本人なら誰でも知っている!?子供が大好きな昔ばなしです。
全国各地には様々な桃太郎伝説が残されていますが、香川県高松市鬼無町にも桃太郎伝説があるのです。
今回ご紹介する高松市の熊野権現桃太郎神社は、物語に出てくるすべての登場人物のお墓がある!とされるユニークな場所です。
桃太郎神社ってどんなところ?
境内には桃太郎神社という石碑があり、来られた方々をお出迎えしてくれます。
現地は落ち着いた場所にある隠れスポットの雰囲気。
かわいい桃太郎の絵馬があり、子供達のお願いごとがいっぱい掛かっています。
桃太郎神社に祀られているのが稚武彦命(わかたけひこのみこと)という人物ですが、この人が桃太郎のモデルと言われています。
社殿の横には桃太郎のお墓と碑石があり、なんと犬、猿、キジのお墓も仲良く並んでいるのです!
さらに近くにはおじいさんとおばあさんが一緒に眠るお墓があります。
※おじいさんとおばあさんのお墓は老夫婦が稚武彦命を気に入り、縁を結んで2人の養子にしたことから「縁結びの神」とされています。
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神社があるのは鬼無(きなし)という地名
桃太郎が鬼退治をしたことで鬼がいなくなったことから、神社のある場所は「鬼」が「無い」と書く「鬼無(きなし)」という地名で呼ばれています。
桃太郎とは稚武彦命(わかたけひこのみこと)のことで、地方開拓のためにこの地を訪れ、高松港沖の女木島(鬼が島)で海賊を平定したと紹介されています。
さらに神社の近くには、少し歩くと「鬼ヶ塚」と呼ばれる場所があり、こちらには桃太郎との戦いにやぶれた鬼のお墓があります。
神社の近くには「おじいさんは山へ芝刈りに、、、」の柴山(しばやま)や、「おばあさんは川に洗濯に、、、」の本津川もあります。
また、鬼無町の近くには犬島(岡山県)、猿王(綾川町)、雉ヶ谷(鬼無町)と呼ばれる地名があり、それぞれの出身の武士が稚武彦命と共に鬼ヶ島に向かったと言われています。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
まとめ
桃太郎神社は子供たちのヒーロー、桃太郎が実在した!?ロマンあふれるスポット。
境内には桃太郎、犬、猿、キジ、おじいさん、おばあさんのお墓や、近くには鬼が眠るお墓まで、物語の全てのキャラクターのお墓がそろうユニークな場所です。
香川といえばうどんのイメージが強いですが、桃太郎の発祥地として知る人ぞ知る隠れスポットです。(諸説あり)
高松に来られた際はぜひどうぞ。
名称: 熊野権現桃太郎神社 くまのごんげんももたろうじんじゃ
住所: 香川県高松市鬼無町鬼無848
駐車場: 無料駐車場あり
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