今回、やってきたのは徳島県鳴門市にある霊山寺（りょうざんじ）です。
四国と言えば八十八ヶ所めぐりが有名ですが、霊山寺はそのスタート地点のお寺として有名です。
霊山寺（りょうざんじ）とは？
霊山寺の歴史は古く、今から約1300年前の奈良時代に聖武天皇の勅願により行基によって開いたとされています。
弘仁6年（815年）には空海（弘法大師）により、四国の東北の角にある鳴門市を発心点として、この霊山寺を四国八十八か所霊場の一番札所に定められました。
お遍路とは四国全県に点在する弘法大師ゆかりの八十八カ所の寺を巡礼することで、こちらの霊山寺は四国霊場における巡礼のスタート地点として、多くの参拝者にとって特別な場所となっています。
そんな多くの人々が訪れる霊山寺の境内は、静かで落ち着いた雰囲気のあるお寺となっています。
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境内には見どころがいっぱい
お寺の境内に入って仁王門を進むと、放正池が出てきます。
池の中には美しい錦鯉が泳ぎ回り、稚児像が静かに浮かんでいます。
本堂の天井にはダイナミックな龍の絵が描かれており、迫力満点。
吊り下げられた数多くの灯籠によって幻想的な雰囲気が漂います。
600年以上の歴史を持つ多宝塔や不動堂など、多くの重要な建築物や文化財が境内には点在しており、それぞれが独自の歴史や背景を持っています。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
霊山寺にある総合案内所
霊山寺の駐車場には総合案内所があり、納経所や売店となっています。
案内所の入り口にはとってもユニークなお遍路スタイルのマネキンがお出迎え。
売店ではお遍路さんの一番札所にふさわしく、お遍路のときに必要な白衣や金剛杖、菅笠などのグッズが取り揃えられており、初心者から上級者まで巡礼で必要なものをそろえることができます。
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境内にあるユニークなオブジェ
敷地内には孫悟空風のオブジェなど、仏教系の石像がいっぱい。
「いざ大海へ」や「いそがず、ゆるまず」など、ユニークなオブジェも多いです。
まとめ
いかがでしたか？今回は徳島にあるお遍路の一番札所、霊山寺についてご紹介しました。
この場所は、お遍路の旅のスタート地点として、多くの人々にとって特別な意味を持つスポットとなっています。
特に、売店ではお遍路グッズが豊富にあり、お遍路としての旅の楽しみ方がよくわかる場所です。
駐車場は広々としており、大型車やバスでもアクセスしやすく車や団体での訪問もカンタン。
近くには阿波一宮で徳島の初詣スポットとして有名「大麻比古神社」があり、その御神木の大楠や狛犬が特徴的です。
徳島に来られた際はぜひどうぞ。
名称： 霊山寺 りょうざんじ
住所： 徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126
電話： 0886-89-1111
時間： 7:00-17:00
駐車場： 無料駐車場あり
霊山寺のページ
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