今回やって来たのは、高松駅から車で10分ほどの場所にある「高松平家物語歴史館」です。
※こちらの平家物語歴史館は2019年(平成31年)3月24日をもって閉館となりました。
四国の偉人たちがお出迎え
館内に入ると、まず最初に迎えてくれるのは空海です。
こちらは言わずと知れた真言宗の開祖で、香川出身のとってもメジャーな方です。
さらに大平さんや三木武夫、そして吉田茂など歴代の首相が勢ぞろい。
他にも高知出身の坂本龍馬や愛媛の正岡子規など、四国出身で活躍した様々な偉人や有名人が展示されています。
なおこの人形は全て蝋人形で、こちらには四国の偉人ほか、平家の歴史を総勢300体以上の蝋人形で表現している日本最大級の「蝋人形のワールド」です。
リアルすぎて歴史に集中できない、、、
歴史館のメイン、平家一門の盛衰は2階に展示されています。
源氏と戦った一ノ谷の合戦や那須与一が屋島の海で扇を矢で射る場面、
安徳天皇の入水、平家の壮絶な最期など、等身大の蝋人形たちが平家物語の有名なシーンを再現しています。
一つ一つの人形はじつにリアルでまるで行きているみたい!?
近くで見るとそのクオリティの高さに驚きます。
しかし、だんだん見ていくうちに、こんなにリアルに再現しなくても、、、思ってしまうほど。
史実に忠実に再現された、特に源平合戦の壮絶なシーンの描写はすごい迫力ですが、ちょっとグロテスクな感じ。
※あまりにも凄惨な感じが強すぎて写真のアップは控えます、、、、、
また、館内は薄暗くて不気味な雰囲気はまるでおばけ屋敷みたい!?
歴史に残る数々のシーンですが、あまりにも本気で怖すぎで、夢に出てきそう、、、
そんな場面が17シーンも展開されているので、全部見ると相当お腹が一杯になります。
注意点
・こちらの場所は中心地から離れた倉庫が立ち並ぶ一角にあり、電車と徒歩では距離的に厳しいためレンタサイクルやタクシーをおススメします。
・また入場料は大人1200円と少々高めで、ビジュアルを通して歴史が学べる施設です。
・あまりにもリアルな演出はインパクトが強すぎるため、小さな子供は怖がる可能性が高いです。
まとめ
今から800年以上前の平安時代末期、「平家に非ずんば人にあらず」とまで豪語し隆盛を極めた平氏一門がどのように盛え、そして滅びて行ったのかをとってもリアルなロウ人形で学べる、ちょっと変わった歴史館。
300体という圧倒的な物量と大迫力の演出で、諸行無常とは何か?を壮大なスケールで描いたミュージアム。
まさに度肝を抜かれるほどぶっ飛んだインパクトのある平家物語歴史館です。
名称:平家物語歴史館 へいけものがたりれきしかん(閉館)
住所:香川県高松市朝日町3丁目6ー38
時間:9:00-17:30
電話:087-823-8400
※当サイト内に掲載している情報は取材当時のものです。時間の経過により内容が変化して、実際と異なる場合がございますので予めご了承ください。
また、お気付きな点はプロフィールのアドレスまでどうぞ。誤記など指摘していただけると助かります。